他にも、一戸建てで増築したことがある時は床面積の変更登記がなされているかなど、必要な調整登記がなされているかも確認しておきましょう。
物件の権利関係については、法務局の登記記録（登記簿）で調べることができます。
登記記録（登記簿）の「甲区」には所有権についての事項が記載され、「乙区」には所有権以外の権利に関連する事項が記載されています。
不動産に関する主な権利には、所有権、借地権（建物の所有を目的とする地上権または土地の賃借権など）、区分所有権（1棟の建物に構造上区分した何個かの独立した住居や店舗などがある建物を区分して所有する時の所有権）などがあります。
例えば、所有権でも共有名義の場合であれhttps://glogin.rms.rakuten.co.jp/?sp_id=1ば、一体で売却するには共有者全部の合意が必要ですし、一戸建ての土地が賃借権なら売却に当たって地主の承諾が必要となります。
このように権利関係の状況は、売却の手続きに影響しますので、ちゃんとと整理をしておくことが不可欠です。
しかも、抵当権や差し押さえなど、不動産の売り渡しに債権者とのすり合わせが必要な権利もあります。